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岡山県のハチ駆除
自治体の対応・費用の助成・対応業者
自治体が駆除するかどうか、費用の助成や防護服の貸出があるかどうかは自治体ごとに分かれます。各自治体の公式ページの記載をまとめたうえで、ハチ対応の記載がある業者を比較できるようにしています。
岡山県のハチ被害について
岡山県でハチ(スズメバチ・アシナガバチ)の巣でお困りの方に向けて、岡山県内10自治体の公式ページに記載されている対応と、ハチ対応の記載がある駆除業者を整理しています。
ハチは鳥獣保護管理法が対象とする鳥類・哺乳類にあたらないため、イタチやハクビシンのような捕獲許可の手続きは必要ありません。一方で、自治体が駆除するかどうか、駆除費用の助成があるかどうか、防護服や駆除器具を貸し出すかどうかは、同じ県内でも分かれます。
本ページの自治体に関する記述は、各自治体の公式ページに記載されている内容の範囲にとどめています。公式ページに記載がない項目は「記載なし」としており、編集部が制度の有無や金額を推測して補うことはしていません(確認日:2026-09-30。2026-10-12に4自治体を追加、2026-10-17に1自治体を追加)。
自治体の対応(助成・防護服の貸出)
岡山県内で前回(2026-09-30)確認した5市町は、いずれも「建物・土地の管理者または所有者が駆除する」という立場で一致しており、自治体が駆除する制度・費用を助成する制度はどこにも確認できませんでした。岡山市は「市では私有地(民有地・事業所内等)のハチの巣の駆除は行っておりません」としたうえで「また、駆除に対する補助制度もありません」と、制度がないことをはっきり書いています。玉野市も「市では『巣の駆除』や『駆除にかかる費用の助成』などは行っていません」と同様の書き方をしています。里庄町は「役場や保健所ではハチの駆除を実施していませんのでご了承ください」と、町だけでなく保健所も駆除しないことを明記している点が県内で特徴的です。一方、行政が動く範囲については差があり、真庭市は「市が管理する公共用地や土地・建物の所有者が不明で、通学路等に面して危険な場合は環境課・各振興局へご相談ください」と、所有者不明地で通学路に面する場合という具体的な条件を挙げています。業者の探し方は、岡山市・浅口市が職業別電話帳の「消毒業」「ハチ駆除」の欄を案内する形で共通しています。既存の岡山市・玉野市が補助・助成を行っていないと明記しているのに対し、2026-10-17に追加した赤磐市・和気町・矢掛町は、業者に委託した駆除費の2分の1を補助しています。上限は赤磐市が「限度額は5,000円」、和気町が「上限10,000円」、矢掛町が「上限:10,000円」。赤磐市・和気町はスズメバチとアシナガバチを対象とし、矢掛町は「スズメバチの巣の駆除に要する費用」を対象とします。申請期限は赤磐市が駆除日から90日を経過した日か年度末のいずれか早い日、矢掛町が「駆除を実施した日から90日以内または3月末日」で、矢掛町は「町民課(☎0866-82-1011)へ事前相談」を手順の最初に置いています。倉敷市は「公共の場所以外(個人所有の土地、建物)における害虫の駆除は、市で実施していません。」としており、補助の記載は確認できませんでした。4市町とも防護服貸出の記載は見つかりませんでした。2026-10-17に追加した笠岡市は空き家の適正管理のページで、「民有地にできたハチの巣を行政で駆除することはできませんので、空き家の所有者にご相談をお願いします。」としています。
各自治体の公式ページに書かれている内容をそのまま整理しています。公式ページに記載がない項目は「記載なし」としており、編集部による推測は行っていません。「記載なし」は制度がないことを示すものではなく、当該ページで記載を確認できなかったことを示しています。
| 自治体 | 自治体による駆除 | 費用の助成 | 防護服・器具の貸出 | 条件 |
|---|---|---|---|---|
| 岡山市 | 「市では私有地(民有地・事業所内等)のハチの巣の駆除は行っておりません。」「駆除業者をお探しの方は、電話帳タウンページ「消毒業」や「ハチ駆除」の項をご覧ください。」 | 「また、駆除に対する補助制度もありません。」と、補助制度がないことを公式に明記しています。 | 記載なし | ページ名は「私有地にできたハチの巣について」で、同内容のPDFもあわせて公開されています。 |
| 玉野市 | 「市では「巣の駆除」や「駆除にかかる費用の助成」などは行っていません」「土地の所有者又は管理者が自らの責任で対応をお願いします。」「駆除業者は、タウンページやインターネットで検索してください。※駆除は危険を伴う場合がありますので専門業者に依頼してください。(特にスズメバチは攻撃性が強いので、駆除は非常に危険です。)」 | 「駆除にかかる費用の助成」は行っていないと公式に明記しています。 | 記載なし | ハチの種類ごとに活発な時期を示しており、スズメバチ6月〜10月、オオスズメバチ7月〜11月、アシナガバチ5月〜8月としています。 |
| 真庭市 | 「市で蜂の駆除は行ってくれますか?」という問いに対し「民有地敷地内等の蜂の駆除は行っていません。建物、土地の管理者または所有者が駆除することになります。事故を防ぐためにも、できるだけ専門業者にお願いし駆除を行ってください。」 | 記載なし | 記載なし | 「なお、市が管理する公共用地や土地・建物の所有者が不明で、通学路等に面して危険な場合は環境課・各振興局へご相談ください。」と、所有者不明地で通学路に面する場合という具体的な条件を示しています。 |
| 浅口市 | 「ハチが家に巣を作って困っています。どうすればよいですか?」という問いに対し「建物、土地の管理者または所有者が駆除することになります(市では駆除を行いません)。」「特にスズメバチは攻撃性が強く、刺されると死亡することもありますので、ハチの巣を見つけたり、巣は見つからないけれどハチがよく出入りしている場所を発見したら、事故を防ぐためにも、できるだけ専門業者にお願いし、駆除を行ってください。」 | 記載なし | 記載なし | 「駆除業者を探す場合は、タウンページの【消毒業】もしくは【ハチ駆除】の欄をご参照ください。」と案内しています。 |
| 里庄町 | 「スズメバチやアシナガバチなどのハチの駆除には危険が伴いますので、害虫駆除の専門業者に駆除を依頼してください(有料)。」「役場や保健所ではハチの駆除を実施していませんのでご了承ください。」 | 記載なし | 記載なし | 「駆除費用につきましては、ハチの種類や巣の状況等で異なります。」と記載されています。町役場だけでなく保健所も駆除を行わないことを明示している点が県内では珍しい。 |
| 倉敷市 | ページ名は「不快害虫駆除」。「公共の場所以外(個人所有の土地、建物)における害虫の駆除は、市で実施していません。業者を探す場合は、タウンページの【消毒業】または【ハチ駆除】の欄をご参照ください。」「市有地でのその他の害虫(ハチ、シロアリなど)の駆除は、その土地または施設を管理する部署にご相談ください。」 | 記載なし | 記載なし | ハチ専用のページではなく、不快害虫全般の案内の中でハチに触れています。市が駆除するのは「公共の道路側溝や用水路に発生する不快害虫(ユスリカ)を駆除します。」とされるユスリカで、ハチは対象として挙げられていません。 |
| 赤磐市 | 「スズメバチ及びアシナガバチによる危害を防止し、市民生活の安全を確保するため、人に危害を及ぼすおそれのあるスズメバチ又はアシナガバチの巣を駆除業者に委託して駆除した人や自治会に対し、駆除費の一部を補助します。」 | 「赤磐市スズメバチ等駆除費補助金」があります。補助額は「駆除に要した経費の2分の1の額(100円未満は切捨て)」「限度額は5,000円」で、「(ハチの種類はスズメバチ又はアシナガバチに限ります。)」。対象は、建物又は土地が「現に共同住宅(団地、アパート、社宅等)その他専ら事業の用に使用されていないこと。」「市税を滞納していないこと。」などを満たす個人又は自治会です。「※市の予算額に達した場合、受付を締め切ることがあります。」申請期限は「駆除を実施した日から起算して90日を経過した日」と「駆除を実施した日の属する年度の3月末日」の「いずれか早い日まで」。 | 記載なし | 申請には領収書の写しのほか「駆除前の写真(営巣が分かるもの)」「駆除後の写真(駆除した巣及び駆除後の建物等の様子が分かるもの)」が必要です。窓口は「市民生活部 環境課」と赤坂・熊山・吉井の各支所市民生活課で、郵送申請もできます。 |
| 和気町 | 「人に危害を及ぼすおそれのあるスズメバチ及びアシナガバチの巣の早期駆除を促進し、町民の安全な生活環境の確保を図ることを目的とし、駆除費用の一部を補助します。」 | 「和気町スズメバチ等駆除費補助金」があります。補助金額は「駆除に要した経費の1/2の額 上限10,000円」「※100円未満は切り捨て」。対象は「次の要件を全て満たしている個人又は区」で、「町内にある建物又は土地に営巣されたスズメバチ等の巣を駆除業者に依頼し、駆除したものであること」「営巣された建物又は土地をアパート、店舗、事務所等事業の用(店舗兼住宅を除く)に使用していないこと。」「町税等を滞納していないこと。」 | 記載なし | 「※営巣場所の所有者と連絡が取れず、近隣住民に危害を及ぼすおそれがある場合は、 その巣の駆除を依頼した者も申請可能。」と、所有者以外の申請を認める場合を示しています。添付書類は領収書の写し、位置図又は見取図、「駆除前の写真」「駆除後の写真」。 |
| 矢掛町 | 「スズメバチの巣の駆除は、営巣された建物又は土地の所有者、管理者又は賃借する者が責任をもって駆除することを原則とする。」「矢掛町では,住民生活の安全を脅かすスズメバチの巣を業者に委託して駆除をする方に,予算の範囲内で費用の一部を補助します。」 | スズメバチ駆除費補助があります。「補助率:駆除費用の2分の1」「上限:10,000円(1,000円未満の端数は切り捨て)」。対象経費は「駆除業者に委託して行うスズメバチの巣の駆除に要する費用」。申請の流れは「(1)町民課(☎0866-82-1011)へ事前相談」「(2)業者による駆除の実施」「(3)実績報告書,補助金請求書の提出」で、「※駆除の実施前と後の写真が必要です。」申請期限は「駆除を実施した日から90日以内または3月末日」。 | 記載なし | 駆除前に町民課への事前相談を求めている点が、赤磐市・和気町と異なります。町の「環境・生活」ページ(https://www.town.yakage.okayama.jp/life/kankyo/kankyo.html)では「スズメバチ等の害虫駆除は下記のいずれかへご相談ください。」として「岡山県ペストコントロール協会(岡山市北区延友4-54)TEL:086-293-5990」「JA晴れの国岡山 矢掛アグリセンター(小田郡矢掛町小林17-1)TEL:0866-82-0123」を案内しています。 |
| 笠岡市 | 空き家についての質問「空き家にハチの巣が発生して困っています。」に対し、「民有地にできたハチの巣を行政で駆除することはできませんので、空き家の所有者にご相談をお願いします。道路の通行人など不特定多数の方に対して被害が及ぶおそれがある場合は、ご相談ください。」と回答しています。担当は都市計画課です。 | 記載なし | 記載なし | 空き家の適正管理のページ(更新日:2025年7月1日)にある質問項目の記載です。 |
出典(各自治体の公式ページ)
- 岡山市:https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000019748.html(確認日 2026年9月30日)
- 玉野市:https://www.city.tamano.lg.jp/soshiki/12/1581.html(確認日 2026年9月30日)
- 真庭市:https://www.city.maniwa.lg.jp/soshiki/14/1843.html(確認日 2026年9月30日)
- 浅口市:https://www.city.asakuchi.lg.jp/page/1184.html(確認日 2026年9月30日)
- 里庄町:https://www.town.satosho.okayama.jp/soshiki/4/1117.html(確認日 2026年9月30日)
- 倉敷市:https://www.city.kurashiki.okayama.jp/kurashi/kankyo/1003588/1003605.html(確認日 2026年10月12日)
- 赤磐市:https://www.city.akaiwa.lg.jp/kurashi/gomi/suzumebachitoukujohihojokin/8962.html(確認日 2026年10月12日)
- 和気町:https://www.town.wake.lg.jp/kurashi/sumai/hojokin_joseikin/2784.html(確認日 2026年10月12日)
- 矢掛町:https://www.town.yakage.okayama.jp/life/kankyo/hojyo.html(確認日 2026年10月12日)
- 笠岡市:https://www.city.kasaoka.okayama.jp/soshiki/28/67665.html(確認日 2026年10月17日)
被害の種類
- ■駆除業者は、タウンページやインターネットで検索してください。※駆除は危険を伴う場合がありますので専門業者に依頼してください。(特にスズメバチは攻撃性が強いので、駆除は非常に危険です。)(玉野市)
- ■なお、市が管理する公共用地や土地・建物の所有者が不明で、通学路等に面して危険な場合は環境課・各振興局へご相談ください。(真庭市)
- ■スズメバチやアシナガバチなどのハチの駆除には危険が伴いますので、害虫駆除の専門業者に駆除を依頼してください(有料)。(里庄町)
- ■ハチに刺された場合は、症状の程度にかかわらず医療機関を受診してください。本ページでは応急手当の手順は扱いません。(編集部)
ハチ対応の記載がある業者
当サイト掲載業者のうち、対応する害虫としてハチを明記している業者を掲載しています。掲載順は編集部の提携状況にもとづくもので、優劣・順位を示すものではありません。料金・保証・受付時間は各社の公表内容をそのまま記載しています。
| 業者名 | 料金(公表値) | 保証 | 受付時間 | 対応害虫の記載 |
|---|---|---|---|---|
ダスキン(ターミニックス) | ゴキブリ駆除(50㎡以下・単発):27,500円〜 | 当サイト掲載データに記載なし | 当サイト掲載データに記載なし | ゴキブリ駆除/ネズミ駆除/シロアリ駆除/ハチ駆除/害虫駆除/害獣駆除 |
ハチお助け本舗 | スズメバチ駆除:1,980円(税込)〜 | 当サイト掲載データに記載なし | 24時間365日 | スズメバチ駆除/アシナガバチ駆除/ミツバチ駆除/ハチの巣撤去/再発防止の提案/即日対応 |
大洋防疫研究所 | 相談・見積もり:無料 | 当サイト掲載データに記載なし | 平日9:00〜17:00・土曜9:00〜12:00(4〜6月は9:00〜17:00)/メール・LINEでも相談可 | ネズミ駆除/ゴキブリ駆除/トコジラミ駆除/シロアリ駆除/ハチ駆除/消毒・除菌 |
※金額は各社が公表している料金で、岡山県のハチ駆除の相場を示すものではありません。実際の費用は現地調査後の見積もりでご確認ください。
業者を選ぶ際の確認項目
- 01自治体の助成制度を使う場合、申請の前に業者へ依頼してよいか(事前申請の要否、市が承認した業者に限るかどうか)を、依頼前に自治体の担当課へご確認ください。
- 02見積もりは複数社から取り、巣の数・巣の場所・高所作業で追加費用が発生する条件を、作業前に書面でご確認ください。
- 03「○○円〜」という表示金額に何が含まれるか(出張費・薬剤費・高所作業費・巣の撤去と後片付け)をご確認ください。
- 04対応できるハチの種類(スズメバチ/アシナガバチ/ミツバチ)と、巣のある場所(屋根裏・床下・壁の中・高い場所)に対応できるかをご確認ください。
- 05駆除後に同じ場所へ巣が作られた場合の保証の有無と期間をご確認ください。
- 06作業日・作業時間帯と、当日の立ち会いが必要かどうかをご確認ください。
ご利用にあたっての注意事項
- 当サイトは市区町村ごとの業者の対応可否を判定していません。岡山県内の個別の地域に対応できるかは、各社へ直接ご確認ください。
- 掲載しているのは岡山県内の一部の自治体です。掲載がない自治体に制度がないという意味ではありません。
- 助成制度は年度ごとに要件・予算が変わり、廃止されることもあります。申請の前に必ず各自治体の最新の案内をご確認ください。
- 岡山県として県全体のハチ駆除に関する公式ページは、今回の調査では確認できませんでした。
- 確認できなかった事項:(1) 調査した10市町いずれも防護服・駆除器具の貸出に関する公式記載は見つからず「記載なし」としたが、「制度なし」と断定はできません。(2) 倉敷市・真庭市・浅口市・里庄町・笠岡市の助成の有無を記した公式記載は見つからず「記載なし」としました。(3) 赤磐市・和気町・矢掛町の補助金の年度ごとの予算額は公式ページ本文では確認できませんでした。(4) 県内27市町村のうち今回までに調査したのは10市町です(岡山市・玉野市・真庭市・浅口市・里庄町・倉敷市・赤磐市・和気町・矢掛町・笠岡市)。津山市・総社市・井原市・瀬戸内市・備前市・新見市・高梁市・美作市と、早島町・鏡野町・勝央町・奈義町・吉備中央町・久米南町・美咲町・西粟倉村は公式サイト内の検索・巡回でハチの巣駆除に関するページを特定できませんでした(2026-10-17の再調査で、総社市・井原市はトップからの巡回で各約6,600ページの本文を走査しましたが、ハチの巣駆除の案内ページは確認できませんでした。津山市は記事データ約4,400件を確認しましたが、市の対応・補助・貸出を示す記載のある記事は確認できませんでした。『制度がない』ことの確認ではなく『公開ページを確認できなかった』という意味です。備前市は分類「害獣・害虫」に「現在、掲載されている情報はありません。」と表示、高梁市は消防本部の「ハチ刺傷」ページのみ)。(5) 岡山県として県全体のハチ駆除に関する公式ページは今回の調査では確認できませんでした。(6) 笠岡市は都市計画課の空き家の適正管理のページ(2025年7月1日更新)の質問項目のみで確認しており、自宅敷地の巣についての市の一般的な案内、補助・貸出の有無を記したページは確認できませんでした。