害虫・害獣の発生時期と駆除時期のカレンダー
最終更新日:2026年10月17日
情報の確認日:2026年7月7日
季節ごとの対策と依頼の目安(下の表の内容をもとに整理)
- 春(4〜5月):ヤマトシロアリの羽アリが昼間に群飛します。スズメバチは、巣が小さく女王1匹の営巣初期(4月中旬〜5月)が対処しやすい時期です。
- 初夏〜夏(6〜7月):イエシロアリの羽アリが夜間に灯火へ飛来します。梅雨〜夏はダニ対策(換気・湿度管理)が重要です。6月以降のスズメバチの巣は大型化するため、専門業者・保健所にご相談ください。
- 夏〜秋(8〜11月):スズメバチは8〜9月頃が最盛期です。アシナガバチは10月頃まで活動します。タバコシバンムシは10〜11月にも発生します。
- 冬:ネズミの家屋への侵入が増えます。殺鼠剤(毒餌)による駆除に適した時期です。
- 通年:トコジラミは季節を問わず発生します。発見した時点で早めに対処してください。
害虫・害獣は種類ごとに活動が活発になる時期が異なり、対策や依頼に適した時期も変わります。下の表は、日本しろあり対策協会・自治体の保健所・衛生研究所・日本ペストコントロール協会などの公的情報をもとに、当サイトが2026年7月7日に確認した発生・駆除の時期の目安です。月単位の時期や気温の閾値を公的資料で確認できなかったものは、その旨を記載しています。
| 害虫・害獣 | 活動・発生が活発な時期 | 駆除・依頼の目安 | 出典 |
|---|---|---|---|
| シロアリ(ヤマトシロアリ) | 羽アリの群飛は4〜5月の昼間(沖縄は2月頃、東北・北海道は6月頃) | 羽アリを見かけたら4〜5月のうちに防除してください。昼間に群飛する点がヤマトシロアリの見分け方です | 日本しろあり対策協会 |
| シロアリ(イエシロアリ) | 羽アリの群飛は6〜7月の夜間で、電灯に飛来します | 群飛期の6〜7月に確認してください。加害力が強いため、早めの専門業者による防除が必要です | 日本しろあり対策協会 |
| ハチ(スズメバチ) | 女王バチの単独営巣が4月下旬〜5月に始まり、8〜9月頃が最盛期 | 巣が小さく女王1匹の初期(4月中旬〜5月)であれば対処しやすい時期です。6月以降は巣が大型化するため、専門業者・保健所への相談が必要です | 小平市・堺市 |
| ハチ(アシナガバチ) | 5月頃〜10月頃に活動 | 営巣初期のうちに対処してください。大きくなった巣は無理をせず、専門業者にご相談ください | 京都市 |
| ゴキブリ | 春〜秋(クロゴキブリが灯火を目当てに屋内へ侵入する時期) | 残留処理・燻煙/加熱蒸散・粘着トラップで防除します(※具体的な月・気温の閾値は公的出典では確認できませんでした) | 日本ペストコントロール協会・千葉市保健所 |
| ネズミ | 冬期に家屋への侵入が増える(寒さに弱く、夜間に侵入) | 殺鼠剤(毒餌)は冬期が適しています。冬期以外は死骸の腐敗・ウジの発生のおそれがあるため注意が必要です | 目黒区・横浜市 |
| ムカデ | 冬を除く全季節(春・夏・秋) | 生息環境を作らない・侵入を防ぐ防除的な対策を行います(※月単位のピークは公的出典では確認できませんでした) | 堺市保健所 |
| トコジラミ | 通年(暖房環境では冬も活動・繁殖) | 季節を問わず、発見した時点で早めに防除してください。卵には薬剤が効きにくく抵抗性のある個体もいるため、掃除機での吸引・熱処理・専門業者への依頼が有効です | 東京都・国立健康危機管理研究機構(IASR) |
| ダニ(ヒョウヒダニ等) | 湿度の高い6月に特に多くなる(繁殖の適条件は温度20〜30℃・湿度60%以上) | 6月の梅雨〜夏が最も重要な時期です。乾燥した晴天日に換気・湿度管理を行い、高温多湿・エサ(フケ・アカ)・産卵場所のいずれかを減らしてください | 愛知県衛生研究所 |
| シバンムシ | 5〜6月・10〜11月(タバコシバンムシ) | 発生源が食品の場合は加熱して駆除し、多数発生している場合は廃棄したうえで、密閉保管により侵入・産卵を防いでください。畳は天日干しで乾燥させてください | 豊田市 |
※ 発生・駆除時期は上記の公的機関・自治体・業界団体の情報をもとに当サイトが2026年7月7日に確認した目安です。地域・気候・その年の状況により前後します。具体的な発生状況は各害虫のページや、現地調査(多くの業者で無料)でご確認ください。
時期に合わせて費用と業者を比較する
駆除費用は、害虫の種類・被害の規模・建物の構造によって変わります。各社が公式サイトに掲載している料金・保証・対応害虫は、料金インデックスで比較いただけます。
よくある質問
Q. 害虫駆除の依頼に適した時期はいつですか?
A. 害虫・害獣によって異なります。シロアリは羽アリを見た春〜初夏(ヤマトは4〜5月昼、イエは6〜7月夜)、ハチは巣が小さい営巣初期(スズメバチは4月中旬〜5月)、ネズミは殺鼠剤が適する冬期が目安です。トコジラミのように通年で早期対処が必要なものもあります。本ページの表と各害虫のページで、公的情報にもとづく時期の目安を確認してください。
Q. シロアリの羽アリを見かけた場合はどうすればよいですか?
A. 羽アリは、シロアリのコロニーが成熟していることを示すもので、建物の近くに発生源がある可能性があります。ヤマトシロアリは4〜5月の昼間、イエシロアリは6〜7月の夜間に群飛します。羽アリを退治しても本体の巣は残るため、床下調査(多くの業者で無料)を依頼し、被害の範囲を確認することをおすすめします。
Q. ハチの巣は自分で駆除できますか?
A. スズメバチは、女王バチが単独で営巣する4月中旬〜5月の初期であれば、巣が小さく比較的対処しやすいとされています。ただし、6月以降は働きバチが増えて巣が大型化し、危険が高まるため、無理をせず専門業者や自治体(保健所)にご相談ください。巣が高所にある場合や大きい場合、アレルギーが心配な場合は、初期であっても専門業者への依頼をおすすめします。